用語集

裸圧着端子

圧着端子と電気線を接続する部分に何もない状態の物を指します。裸圧着端子のメリットとして作業時間が短縮でき、絶縁と比較すると値段が安めなことです。しかし、むき出しの場所に取付した場合、直接電気に触れてしまう恐れがあるため、取付後に熱収縮チューブを使用して絶縁する必要があるという、二度手間が発生します。そのため、フタがあるような直接触らない場所につけます。

ハーネスチェッカー

ハーネスチェッカーは主に導通と呼ばれる配線の電気的な繋がりを検査する検査器を指します。導通検査では検査されるワイヤーハーネスが電気的に正しい回路になっているかどうかを検査するために断線と短絡が無いかどうかをJIS C 3005「ゴム・プラスチック絶縁電線試験方法」を参考に確認します。電気的に繋がっていなければならない箇所が繋がっていないことを断線、繋がってはいけない箇所が繋がっていることを短絡といいます。

平形接続子

別名ファストン端子とも呼ばれており、ギボシ形端子同様にオス型とメス型の組み合わせで接続します。通常、つなぎたい相手側が平形接続端子の場合のみ使用されます。平形接続端子は振動に弱く、緩みやすいために経年変化で抜けたり接触不良になる場合があるので、カプラーで使うと緩みや抜けに強く、トラブルになりにくいです。平型接続子には250型、110型、187型の主に3種類に分類されます。

棒形圧着端子

先端が棒のように長細くなっているのが、棒形圧着端子です。使い方は、電気線が撚線の場合に使用することが多いです。

まずはお気軽に
ご相談ください

ワイヤーハーネス加工センター.comを運営する千代田電子工業株式会社は、1,350台のアプリーケータを保有する国内有数のワイヤーハーネス加工メーカーです。
充実した設備と、1969年の創業以来培ってきたノウハウ・知見を持って高品質なワイヤーハーネスの試作、量産に対応させていただきます。