技術コラム

ワイヤーハーネスについて

はんだ付けワイヤーハーネスとは?製造工程も説明

当記事では、はんだ付けワイヤーハーネスについて説明いたします。当社のはんだ付けハーネス加工サービスについては、以下にて詳しく紹介していますので、是非ご確認ください。

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はんだ付けハーネスに使用される部品

はんだ付けは、コネクタ・電線の接続で用いられます。はんだ付けハーネスに使用される部品には以下があります。

①電線

はんだ付けハーネスでは、電気信号や電力を伝達するために電線・ワイヤーが使用されます。一般的には、銅製の導体が使われます。

②コネクタ

はんだ付けハーネスでは、電線と他の部品や装置を接続するためのコネクタが使用されます。コネクタにはさまざまな種類があり、例えばピンコネクタやプラグ、ソケット、ハウジングなどがあります。

③コネクタカバー(シェル)

はんだ付けハーネスは、DSUBコネクタの接続に用いられることが多いですが、DSUBをはじめとしたコネクタには、コネクタカバー(シェル)が搭載されます。コネクタを覆う部品であり、主にビスにて搭載します。

④絶縁チューブ

はんだ付けハーネスでは、絶縁体を保護するために保護チューブが使用されることがあります。保護チューブは、電線が摩擦や環境要因による損傷から保護する役割を果たします。

⑤スリーブ

複数の電線を束ねるためにスリーブが使用されることがあります。

はんだ付けハーネスの用途

はんだ付けハーネスは、接続用途の他、予備はんだとして使用されることもあります。

接続はんだ:コネクタ

はんだ付けハーネスは、前述した通り電線とコネクタとの接続に用いられます。通信系のコネクタとしてDSUBコネクタ、メタルコネクター、電源系としてインレット、アウトレットに使用されます。

接続はんだ:電子部品・電子機器

はんだ付けハーネスは、電線とスイッチ、基板、センサーやLEDなど、電子部品・電子機器の接続用途としても使用されます。

予備はんだとしてのはんだ加工

予備はんだは、電線の端末に行うはんだであり、ハーネスを納入させて頂いた後にお客様先にてコネクタや装置と接続する際に、濡れ性の悪化・芯線のばらけを防止するために行います。

はんだ付けハーネスの製造工程

はんだ付けハーネスは以下の工程にて製造されます。

①電線カット
②ストリップ
③予備はんだ
④接続はんだ
⑤コネクタカバーの組立、スリーブによる結束

また、加工後は、いもはんだや焦げの有無等を確認するための仕上がり検査、コネクタカバーを付けた後の導通検査を行います。

>>動画ではんだ加工を紹介!

当社のはんだ付けハーネスの事例

以下にて、当社が行ったはんだ付けハーネスの製造事例を紹介します。

FA機器用AC-1F搭載 ACアウトレットハーネス

>>詳細はこちら!

FA機器用DA-15S-NR搭載 中継用コネクタハーネス

>>詳しくはこちら!

医療機器・分析機器用搭載 はんだ加工ハーネス

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OA機器用HLS208N12搭載 スイッチハーネス

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ワイヤーハーネス加工は、当社にお任せください!

今回は、はんだ付けハーネスについて説明しました。

ワイヤハーネス加工センター.comを運営する千代田電子工業では、はんだ付けハーネス加工を行っており、産業機器メーカー、医療機器メーカーの皆様に選ばれ続けてきました。お気軽にご相談ください。

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ワイヤーハーネス加工センター.comを運営する千代田電子工業株式会社は、1,350台のアプリーケータを保有する国内有数のワイヤーハーネス加工メーカーです。
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