機械・装置を動作させるために、ワイヤーハーネスは必須部品となります。昨今、自動化・省人化ニーズが高まるなかで産業用ロボットの導入が増えています。
産業用ロボットにおいても、もちろんワイヤーハーネスは使用されており、数100本~1000本のハーネスが電気部品同士をつないでいます。
産業用ロボットの種類
産業用ロボットは、自動車をはじめとした生産工場内で、搬送や加工などの工程を人に変わって担うロボットのことを言います。
産業用ロボットには、垂直多関節ロボット、水平多関節ロボット、パラレルリンクロボット、単軸ロボット、協働ロボットなどの種類があります。
産業用ロボットとワイヤーハーネス
前述のとおり、ワイヤーハーネスは産業用ロボットを動作させるための必須部品です。制御部とアームを繋ぐ、リモコンと可動部を繋ぐ等、多様な箇所に使用されます。
産業用ロボット、特に多関節ロボットは複雑な動作を行うため、ワイヤーハーネスの取り回しが重要になります。また、溶接ロボットをはじめとして、過酷な環境で稼働するロボットも多く、その場合はワイヤーハーネスの最適な材質の選定と保護が重要となります。
配線が複雑な産業用ロボットですが、昨今、ハーネスアッシーを組み合わせた「組ハーネス」の採用も多くなっています。組ハーネスを採用することで、配線の取り回しが綺麗になるだけでなく、作業員の組立工数を大幅に削減できるため、製造リードタイムの短縮につながっています。
ロボット用ワイヤーハーネス 加工事例
ここからは、ワイヤーハーネス加工センター.comが製造した、産業用ロボットハーネスの加工事例をご紹介します。
DF3-2S-2C搭載 ナイロンコネクタハーネス
XMR-18V搭載 ナイロンコネクタハーネス
ZPDR-24V-S搭載 ナイロンコネクタハーネス
産業用ロボットのワイヤーハーネス加工については、当社にお任せください!
ワイヤーハーネス加工センター.comは、ロボット用ワイヤーハーネスについて、試作~量産加工まで対応しております。1300台以上のアプリケータをそろえ、多種の端子に対応しておりますので、お気軽に当社に御相談ください。