当記事では、弊社のワイヤーハーネスの設計工程についてご説明させて頂きます。ワイヤーハーネスの設計工程詳細については、以下の動画でも確認できますので是非ご覧ください。
ワイヤーハーネスの設計
医療機器・情報機器・産業機械をはじめとして、各種機器に必ず使用されるワイヤーハーネスですが、お客様の要求仕様通りに生産するためには適切な設計が必要です。
弊社でのワイヤーハーネスの設計工程は、以下の3つの工程に分かれます。
①データ入力
まずは、図面管理情報(客先品番 社内品番 見積LOT等)を入力します。次に配線情報を入力します。入力した情報を基に圧着規格外・加工設備の有無・配線のアンマッチを自動でチェック結果に表示されます。続けて、線長情報として要求寸法を入力します。入力データは、Wチェックします。
以上の情報より、組立図面の元図を自動作成します。
その他情報(ツイスト・ラベル・マークチューブ等)は、組立図面の元図に情報を入力します。入力内容に対してRoHS情報・部品の生産中止情報を自動でチェック結果に表示されます。
②社内加工図面の自動作成
入力情報を基に、以下が自動作成されます。
1.図面履歴表
最新版図面の配布管理に使用する帳票となります。
2.コードリスト
線材を加工するリストで、一行分が電線1本分の加工情報となります。
3.部品表
部品を手配する元情報となります。
4.圧接加工図
自動機圧接する場合の、詳細加工図面となります。
5.その他補助図面
ケーブルを加工する為の端末加工図です。ラベル・マークチューブへ印字加工する為の加工図面も、作成可能となっています。
6.ハーネス説明図
線材加工されたものをハウジング等に挿入し、組立を行う加工図面となります。実寸で出力していますので、この図面で結束加工等組込を行う為の図面となります。
③見積自動作成
入力情報を基に見積を積算する仕組みも取り入れています。入力情報より材料費、加工費、見積ロット数による段取費用を自動で積算するため、お客様に透明性の高い適切な価格を提示することが可能です。
ワイヤーハーネス加工は、当社にお任せください!
今回は、当社のワイヤーハーネスの設計工程について説明しました。
ワイヤハーネス加工センター.comを運営する千代田電子工業では、このシステムを用いてワイヤーハーネス加工を行っています。ポンチ絵を頂けましたら、弊社にて図面化することも可能です。お気軽にご相談ください。